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夜の雰囲気に合った華やかな装い
学業以外でも愛子さまが皇居の外へお出ましになる機会は非常に限られていたが、やはり同じく昨年末頃から少しずつお姿をお見かけするようになってきた。特に印象的だったのは、昨年12月28日、六本木ヒルズで映画『Dr.コトー診療所』の地域医療支援チャリティー上映会に臨席されたときのことだ。
主演のコトー先生を演じた吉岡秀隆に愛子さまから声をかけられる場面もあったこの日、愛子さまは全身をピンクベージュ系に統一したスタイルでお出ましになった。パールボタンがあしらわれたツイードジャケットに、ふわふわのファーバッグを合わせられたところから、ガーリーテイストがお好きな愛子さまらしさがうかがえる。ご通学時とのギャップが感じられ、夜の会場の雰囲気に合った華やかな装いだった。そしてやはり、ご一家3人で色のトーンを合わせた“リンクコーデ”をなさっていた。
愛子さまの意外な“天然ぶり”
約3年にわたって、学業やお出ましの形に制限がある日々を過ごされながらも、愛子さまはいたって柔和な雰囲気で、気力に満ちておられるように感じられる。
昨年の愛子さまのお誕生日当日のこと。上皇上皇后両陛下のお住まいである仙洞御所を訪れられた帰り道、窓を大きく開けて、沿道に居合わせた人たちへとてもいい笑顔で手を振っておられた。
すでにあたりは暗くなっていたし、普段なら点灯するはずの車内灯はついていなかった。それでも「お誕生日おめでとうございます」という声にニコニコと手を振り続けて応える愛子さまは、とても天真爛漫でチャーミングなご様子だった。めったに拝見できない意外な“天然ぶり”をお見かけしたように思う。