3月17日0時頃の東京・港区。黒いパーカーのフードを顔まですっぽりと被った体格のいい男性と、ブラウンのコートを着た長身の女性がチワワの散歩をしていた。女性は芸能人ではないようだが、新木優子似の美女だ。

 男性がおもむろにフードを脱ぐと金色に輝く髪が見えた。鋭い目つきには見覚えがある。実はこの男性、今話題になっている格闘家、平本蓮(24)なのだ。

3月17日、美女と夜中の散歩を楽しんでいた平本 ©文藝春秋 撮影/細尾直人

朝倉未来とのトラッシュトークが訴訟騒動に発展した平本

 平本が話題となったのは「RIZIN」所属の人気格闘家、朝倉未来(30)とのSNSトラブルがきっかけだった。

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 発端は朝倉のインスタライブ配信中のことだった。ファンから総合格闘技「MMA」への転向を決めた「平本蓮と戦ってほしい」とコメントがあり、朝倉が「なんで俺がMMAデビュー戦の相手とやらなきゃいけないの? いじめになっちゃうよ?」などと回答したのだ。平本は朝倉の発言に対してTwitterで「I am an exception!(私は例外です!)」と返答し、その後も朝倉選手を挑発する投稿を続けていた。

 当初はトラッシュトーク(対戦前に挑発し相手の精神状態を揺さぶる作戦)の延長のようなものだったが、次第に朝倉自身や周囲の人を巻き込んだ誹謗中傷ともとれる内容へとエスカレート。2023年1月17日に朝倉が平本に対して訴訟を起こす旨をツイートした。

朝倉未来(本人のInstagramより)

 この場外乱闘にRIZINの榊原CEOは「ごちゃごちゃ言ってないでRIZINの舞台で戦って決着を。法廷でもリングでも戦えばいい」とコメント。

 ファンも「決着はリングの上でつけてほしい」と熱望している。4月29日には、両者とも『RIZIN LANDMARK5 in YOYOGI』への出場が決まっており、格闘技ファンの注目を集めている。

 渦中の格闘家、平本。その横を歩く新木優子似の女性はいったい誰なのか──。