1ページ目から読む
2/3ページ目

押尾学との熱愛が報じられイメージ崩壊、そしてパクリ疑惑で謹慎

 しかし、そんな安倍の“清純派”イメージを覆す出来事が起こる。00年、押尾学との熱愛が報じられたのだ。

「写真週刊誌により、なっちが押尾のマンションに朝帰りする姿がキャッチされた。当時、期待の新人俳優だった押尾との交際は双方の事務所が許さず、二人はすぐに破局したが、この熱愛スキャンダルにより、なっちのイメージは崩壊。さらに03年には芸能界デビューしていた実妹のキス写真や喫煙写真が流出するスキャンダルも続き、次第にファンが離れていった」(同前)

 04年にモー娘。を卒業しソロに転向。『仔犬のワルツ』(日テレ系)で連ドラ初主演を果たし、さらに後藤真希、松浦亜弥と期間限定ユニット「後浦なつみ」を結成。第55回NHK紅白歌合戦出場が決まった矢先に、ある疑惑が浮上する――。

ADVERTISEMENT

左からつんく、ゴマキ、安倍なつみ、松浦亜弥 ©時事通信

「なっちが前年の暮れに発表した歌詞やエッセイに多数の盗作が発覚したのです。彼女がパクったとみられるアーティストはaiko、JUDY AND MARY、安室奈美恵など多岐にわたりました。所属事務所も事実を認め、『後浦なつみ』は紅白出場を辞退。なっちは2カ月間の謹慎を余儀なくされました」(同前)

 復帰会見では「たくさんの皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と、神妙な面持ちで語っていた。その後は徐々に活動を舞台に移し、15年に俳優の山崎育三郎と4年間の交際を経て結婚を果たした。