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「20代の若い子たちに負けたくないんです」42歳で大学に再入学…仕事に子育て、学業までこなす料理研究家・みきママに聞いた「やりたいことを実現する」コツ

料理研究家・みきママインタビュー #2

2024/03/27
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みきママ やっぱり食事の時間ですね。そのときだけは今日何があったか聞いてあげたり、子供の顔色やイライラしていないかなどをチェックしたりしてます。次男は脂と砂糖を多く摂るとすぐに肌が荒れるので、「隠れてお菓子食べたでしょ」とすぐ分かります。

「これやりたい」って口に出していきましょう

――これからやりたいことはありますか?

「思い立ったら、少しずつでも始めたほうがいい」 ©細田忠/文藝春秋

みきママ 大量におかずやご飯を入れても蓋が閉まるお弁当箱を開発したいです。長男のお弁当を作っていたとき、沢山入れ過ぎて蓋が閉まらないことが多かったので、理想のお弁当箱の実現を目指しているところです。

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 やりたいことを思い立ったら、少しずつでも始めたほうがいいと思います。達成できるまで、意外と時間がかかることが多いですから。今年3月からキャラ弁を作るための海苔を簡単にカットできる「みきママ のりパンチ」が発売になるのですが、3年前くらいから試行錯誤してきたものなんです。

 最初は自分で町工場を探すところからやっていたんですが、自分で発注すると1個10万円くらいになっちゃう(笑)。何度も試作してもらったりして大変過ぎて諦めかけていたら、貝印さんが声をかけてくださって商品化できました。「作りたい」って言ってみるもんだなって思いました。

 人生一度きりだし、「これやりたい」って口に出していきましょう。絶対に誰かが応援してくれると思います。

「20代の若い子たちに負けたくないんです」42歳で大学に再入学…仕事に子育て、学業までこなす料理研究家・みきママに聞いた「やりたいことを実現する」コツ

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