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“角界のマツコ”こと宝富士(37)、石原さとみ似「元芸妓妻」には“王子様プロポーズ”していた

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 初日から一横綱四大関が全敗し、役力士が次々と離脱した波乱の大相撲五月場所。そんな中、初日から5連勝と存在感を見せつけたのが、“角界のマツコ・デラックス”ことベテラン宝富士(37)である。

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交際していた英莉乃さんに“王子様プロポーズ”

 青森県中泊町出身。近畿大を経て、2009年一月場所で初土俵を踏む。見た目がソックリなことから“角界のマツコ”と呼ばれる。

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「2011年の新入幕会見では、師匠の伊勢ヶ濱親方も『マツコ富士に改名しようか』と冗談を飛ばしたほど。ただ、辛口キャラのマツコとは対照的に、宝富士は朴訥とした性格。角界屈指の“いい人”で、師匠が付けた四股名には『相撲協会の宝になれ』という願いが込められています」(運動部デスク)

力士ではなくマツコ・デラックス

 自身が“宝”を手に入れたのは、30歳だった2017年9月のこと。6つ年下の歯科助手・英莉乃(えりの)さんと入籍した。伊勢ヶ濱部屋関係者が振り返る。

「その2年前の秋、後援会筋との食事会で出会い、宝富士が彼女に一目惚れ。猛アタックして交際に漕ぎつけたようです。入籍の2週間前、片膝をついて『結婚してください』と“王子様プロポーズ”したのは、いまや語り草です」

愛妻家かつ子煩悩な力士の原動力は…

 ダイヤモンドの結婚指輪は、その年、宝富士が獲得した203本の懸賞の実入りより高いらしく、600万円は下らない計算だ。

「石原さとみ似の奥さんは千葉県出身ですが、京都で芸妓をしていたこともあるそうです。美人で気立てもよく、大変人気があったようです」(一門関係者)

石原さとみ似の英莉乃夫人

 結婚後は“子宝”にも恵まれ、現在、二男一女の父親。愛妻家かつ子煩悩な力士で、原動力は「家族の存在」と公言する。

「奥さんは、肉と魚、十六穀米など栄養バランスのいい食事を作って食生活を支え、宝富士も『愛情を感じる』と感謝している。地方場所では、毎日子供たちの写真や動画を送ってくれるそうです。5歳の長男は相撲を始め、宝富士は、まだまだ家族に頑張る姿を見せたいと」(同前)