〇企画趣旨
市場のグローバル化、急速な円安の進行、国際情勢の不安に伴う資源コストの上昇、テクノロジーの進化がもたらすビジネスモデルの変化により、経営を取り巻く環境はますます複雑化しています。日本企業のPBR(株価純資産倍率)は海外企業に比べて低く、PBRが1倍割れしているケースも散見され、資本収益性や成長性の観点で課題が指摘されています。
企業の運営全体を見渡し、戦略的な方向性を定め、それを実行に移していくために、問題の早期発見と対処、価値創出を推進していくための「予実管理」は、経営管理の基礎・軸となる最も重要な位置づけにあります。経理財務・経営管理部門は、予算・管理会計業務を中心とする既存業務の効率化、戦略的予測分析など付加価値の高い業務比重を増やし、経営者の右腕となるFP&Aの役割として組織変革が求められています。
一方で、実態としてはまだまだ残る属人的なExcel業務や、それに伴う業務の煩雑化・市場からの要求への対応、さらには人材不足など足元の課題の対応に追われ、本来あるべきデータドリブンな経営と意思決定の実現ができていないのではないでしょうか。
そこで本カンファレンスでは、「予実管理・意思決定プロセスマネジメント」に焦点を当て、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できる予算管理業務のあるべき姿について、CFO協会主任研究員の櫻田 修一氏より、管理会計におけるFP&Aの実践の要諦について解説すると共に、「Oracle EPM Cloud」を活用し、経営管理の高度化にチャレンジする、ドミノ・ピザ ジャパン様、JALUX様、綿半パートナーズ様の3社をゲストにお招きし、予実管理・意思決定プロセスマネジメントの実践事例をご紹介いたします。
≪開催概要≫
日 時 2024年8月27日(火) 13:30~16:30
会 場 オンラインLIVE配信
参加対象 企業経営者、経営幹部、経営企画、財務・経理部、経営管理部など
定 員 500名
参加費用 無料(事前登録制)
主 催 文藝春秋
協 賛 日本オラクル株式会社、株式会社アバント
≪プログラム≫
13:30~13:35 オープニング
日本オラクル株式会社
事業戦略統括事業開発本部アプリケーション部
ディレクター
赤城 知子氏
13:35~14:10 基調講演
「今、改めて考える予実管理と意思決定支援の高度化」
~FP&Aへの道筋とEPMツールの活用~
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一般社団法人日本CFO協会 主任研究委員
株式会社アカウンティング アドバイザリー マージングディレクター/公認会計士
櫻田 修一氏
外資系大手監査部門での監査業務を経て、ビジネスコンサルティング部門に転籍。業績管理・連結管理、会計分野を中心とした、経営管理・業務改革コンサルティングおよびERP等のシステム導入コンサルティングを手がける。2010年に創業メンバーとしてアカウンティング アドバイザリーを設立。現在はEPM(業績管理)・連結会計システム・ERPなどのシステム導入を含む会計関連プロジェクト実行支援サービスを提供している。日本コークス工業株式会社 社外監査役(現任)。
〇ご参加の皆様へ
複雑化した経営環境においてCFO組織に求められるのはビジネスの意思決定に必要なデータをマネジメントに提供し、経営意思決定を推進し、共に企業価値を高める事にあります。経営管理の基本となる予実管理についても「将来予測・シミュレーション型」への高度化が求められます。これは伝統的な経理・財務、管理会計機能からFP&Aへのシフトの道筋ともいえるでしょう。今回は改めてこの予実管理の高度化とデータに基づく意思決定支援、さらにはそれらを支えるIT基盤=EPMツールについても考えてみたいと思います。
14:10~14:45 ゲストセッション(1)
「本社とは異なるビジネスモデルに沿った独自の管理・分析を実現」
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株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
経営企画課 シニアマネージャー
松永 知秀氏
1996年ドミノ・ピザにアルバイトとして入社。直営店舗スタッフとして約10年従事した後、2006年に社員登用。人事教育部門にて社員採用・教育、給与業務などを経験した後、2010年に社長室に異動し全社横断的な分析やプロジェクト支援を担当。2017年経営企画部門の立ち上げに伴いマネージャーとして異動し、全社予算の策定と予実管理、中期予測や分析を担当、ドミノ・ピザ ジャパン全体の管理会計に携わる。
14:45~14:55 休憩
14:55~15:30 ゲストセッション(2)
「スモールスタートで段階的に利用領域を拡張。
経営判断に資するグループ全体でのデータベースを構築」
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株式会社JALUX
経営企画部 事業計画課
依田 知浩氏
2010年、株式会社JALUXに新卒として入社。入社後は空港向け資機材の営業職を経験し、2019年に経営企画部 事業計画課に異動。事業計画課では、グループ全体の予算・見通し管理業務(実務総括)を主に担当し、2021年のOracle EPM cloud導入に携わる。
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株式会社JALUX
経営企画部 事業計画課
森 慧氏
日用品メーカーにて小売店向け営業を5年経験した後、財務部門へ異動し、資金管理・銀行折衝を3年担当。その後、外資化学メーカーでは事業管理を担当。2023年、株式会社JALUXに入社し、経営企画部 事業計画課に参画。グループ全体の予算・見通し管理業務を担当。
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株式会社JALUX
経営企画部 事業計画課
石本 健氏
2020年、株式会社JALUXに新卒として入社。新規事業開発および立上げ支援に2年間従事した後、グループ全体の予算・見通し策定、業績管理業務を担当。Oracle EPM Cloudの導入から携わり、スモールスタートで段階的に利用領域を拡張中。
15:30~16:10 ゲストセッション(3)
「経年データの蓄積により、変化の激しい時代を乗り越える迅速な経営判断を実現」
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綿半パートナーズ株式会社
経理財務ユニット ユニットマネージャー
井田 匡紀氏
上場会社で12年、店舗、物流、人事、経営計画に従事。2014年株式会社綿半ホームエイド中途入社、経理を担当。その後綿半パートナーズ株式会社へ出向。グループ会社12社の経理シェアード業務と並行して管理会計を担当し、仕組み構築、横断的な数値管理に従事。
<ゲストセッションコーディネーター>
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株式会社アバント
事業統括本部CPMソリューション部
柳澤 翠氏
2018年、グループ会社である株式会社ジールに入社。2022年10月のアバントグループ再編に伴い、株式会社アバントに転籍。Oracle EPM Cloudを中心に、様々なEPM製品の提案や導入のプロジェクトリーダーを担当。また、Oracle EPM Cloudを活用した独自の製品開発にも携わる。多数のプロジェクト経験を通じて、幅広い業界におけるお客様の予実管理における課題解決に取り組んでいる。
16:10~16:30 クロージング
Cloud EPMで経営管理改革!
~経営管理の高度化を推進するための最新トレンド~
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日本オラクル株式会社
クラウド・アプリケーション事業統括 FMS/EPMソリューション本部
スタッフソリューションエンジニア
丹羽 舞佳氏
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