「目黒さんのお父さんは『もし息子がジャニーズで芽が出なかったときに、別の道に進めるように』という思いで会社を興したそうです。目黒さんもブレイクしなかったら、『大工になるつもりだった』と語っています」(前出・芸能記者)
壁にぶち当たったとき、目黒が相談する相手は父だった。
「アイドル活動を止めようと思ったことも一度や二度ではなかったそうです。そんなときお父さんは、『決めるのはお前だ』と引き止めなかった」(前出・地元の知人)
目黒家の“ある伝説”
そんな目黒家の親子愛について“ある伝説”がまことしやかに語られている。
「中学校入学後、サッカーに打ち込む目黒さんは、ファンクラブも作られるほどモテていた。その噂を聞きつけた地元のヤンキーたちが目黒さんを呼びつけたそうです。ファンの間では、その後、お父さんがヤンキーを呼び出して、正座させて謝罪させたことになっている」(スポーツ紙記者)
これは事実なのか。取材を進めると、父の友人が真相を教えてくれた。
「ヤンキーたちを呼び出したのは本当ですが、正座をさせたりはしていないそうです(笑)。息子がなぜ呼び出されたのか、事情を聴きたかったらしい。ただ、コワモテのお父さんに呼び出されたヤンキーたちは『ファンクラブが作られるほどだから、どんな顔なのか気になって……』と急にしおらしくなって帰っていったとか」
ブレイクには父も心底喜んだ
そんな父からの愛情に、息子も応えてきた。2019年には、滝沢秀明に見出され、Snow Manに加入する。そしてあのドラマと出会った。
「一昨年『silent』でブレイクしたときにはお父さんも『まさかこんな風になるとは家族でも思っていなかった。ジャニーズでも推されていなかったし……』と驚きながらも、心底喜んでいました。ただ、『今がピークかも知れない』と冷静に語っていました」(同前)
別の道に進む必要は、当分なさそうである。