福山雅治と大泉洋がW主演を務める日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)。新人捜査官・吾妻ゆうき役を演じているのは、今田美桜(26)だ。
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地元ローカル番組への出演から19歳で上京
「福山さんのほうから今田さんに声をかけたり、大泉さんも彼女に細かくアドバイスをしてあげるなど、現場で信頼関係が築かれています」(ドラマ関係者)
福岡出身の今田。2013年、高校2年の時にスカウトされ、地元ローカル番組などに出演してきた。地元での活躍ぶりを現在の事務所社長に見出され、19歳の時に上京。東京での活動をスタートさせる。
「グラビアやモデルにも果敢に挑戦。親から『22歳までに芽が出なかったら帰ってこい』と言われていて、とにかく一生懸命でしたね」(テレビ関係者)
週刊文春「原色美女図鑑」などで今田の撮影を担当した写真家の藤代冥砂(めいさ)氏が語る。
「撮影に入ると、彼女はすごく引き出しも多いし、勘が良いんです。例えば田んぼの畔道だったら、その雰囲気に自然と馴染む。常に前向きだから、彼女がこれだけやってくれるなら、こっちも良いものを作らなきゃという気にさせてくれます。レンズの前に立った時の腹の括り方にも大物感がありますね。でも撮影が終わって、スタッフたちとカードゲームをやった時は年相応の女の子らしく大きな声で笑うんです。『罰ゲーム嫌だな〜』とか言いつつも笑顔で、いつも周りをハッピーにしていた。こっちの方が素なのかな(笑)」
今では『半沢直樹』(TBS系)など数多の話題作に出演する人気女優となったが、実は主演はドラマ1作と短編映画のみ。なぜ?
「事務所が“2番手戦略”を取っているんです。主人公の親友やヒール役で、経験を重ねることを優先させてきた。2番手だと、主演よりオフが多いのもメリットです。ちなみに、彼女は『休みの前日には必ず飲む』と語るほど酒豪。読書も好きで、休日は原田マハや池井戸潤などを読んでいます」(スポーツ紙記者)