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古川琴音(27)が「令和のジャニーズ御用達女優」になったワケ《フジ月9ドラマ「海のはじまり」出演中》

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「いるよ。パパがいない子はいないよ」

 7月スタートのフジ月9ドラマ「海のはじまり」で、主人公に黙ってシングルマザーになることを選ぶ元カノ役を演じているのは、古川琴音(27)。テレビ、映画に引っ張りだこの若手女優のはじまりとは――。

フジテレビ『海のはじまり』(ドラマ公式Xアカウントより)

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オファーが絶えない、令和のジャニーズ御用達女優

 古川は6月末に公開された映画「言えない秘密」にもヒロイン役で出演。さらに、7月12日公開の「お母さんが一緒」でも、主役の3姉妹の三女役を演じるなど、オファーが絶えない存在となっている。

「『海のはじまり』ではSnow Manの目黒蓮、『言えない秘密』ではSixTONESの京本大我と、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)のタレントと共演。昨年は松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』にも出演し、北川景子や有村架純などに続く令和のジャニーズ御用達女優となった。古川が“あざとかわいい”アイドル系ではなく、同性から嫌われないタイプなのも大きいでしょう」(スポーツ紙記者)

猫好きで知られる古川琴音(本人のインスタより)

 神奈川県出身の古川は幼いときからバレエを習うなど、舞台に立つのが好きな子だったという。

満島ひかりに憧れて

「私立の中高一貫校に進むと、友人と学校にかけあって、中等部になかった演劇部を立ち上げた。指導者は厳しい人でしたが、そこで演技のイロハを学び、野田秀樹などの戯曲を演じていた。大学は立教大学の現代心理学部映像身体学科に進み、英語劇のサークルに所属。バイトもせず演劇に打ち込んでいた」(同前)

 そして、周囲が就職活動をスタートする頃、古川が受けたのが、芸能事務所「ユマニテ」のオーディションだった。

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