2020年12月にジャニーズ事務所を退所し、シンガー・演出家・俳優として活動する錦織一清さん。元「少年隊」のリーダーが初めて「週刊文春」の名物コーナー「阿川佐和子のこの人に会いたい」に登場し、阿川佐和子さんに「旧ジャニーズ事務所への思い」を率直に明かした。インタビューの一部を抜粋して紹介する。

錦織一清さん(左)と、阿川佐和子さん ©文藝春秋

パパイヤ鈴木とのユニットでアルバムリリース

阿川 はじめまして。週刊文春によくお出でくださいましたね。錦織さんとパパイヤ鈴木さんとのユニット「Funky Diamond 18」が、新しいアルバム『PLATONIX』をリリースされたそうで(10月16日発売)。

錦織 そうなんですよ。11月から全国6カ所でライブもやります。

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阿川 パパイヤさんとは同い年なんですって?

錦織 え~とね、高校の同級生なんですけど、訳あって僕が1個上です(笑)。パパイヤとは高校時代、踊りの話とかをよくしてましたよ。

錦織さんとパパイヤ鈴木さんのユニット「Funky Diamond 18」による最新アルバム『PLATONIX

 後半では阿川さんが旧ジャニーズ事務所について尋ねた。

「僕たちは犯罪者に育てられた子どもたち」

阿川 昨年、ジャニー喜多川さんの過去の性加害が明るみに出て、ジャニーズ事務所が解体されるという事態になりました。

錦織 はい、なりましたね。

阿川 錦織さんはどういうお気持ちで受け止めました?

錦織 まぁ……ヒガシが「鬼畜の所業」と発言した件。それは自己否定にもつながってしまうんですよね。

阿川 自分の歩んできた人生も。

錦織 うん。当然、犯罪はよくないと思います。でも、これは事実だからしょうがないんだけど、僕たちは犯罪者に育てられた子どもたちなんだよね。自分が川で溺れているときに助けてくれた人が、実は殺人犯だったらどうするかって話で。

©文藝春秋

阿川 恩人が犯罪者だった。

錦織 はい。……でも僕は――。

 錦織から語られた元ジャニーズとしての覚悟、メリー喜多川氏から受けたまさかの仕打ち、少年隊の裏話、そしてパパイヤ鈴木とのユニット結成秘話とは……。10月16日(水)12時から配信の「週刊文春 電子版」および17日(木)発売の「週刊文春」ではインタビュー全文を読むことができる。

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