NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」。昨年12月30日、「特別版」と銘打って取り上げたのが、朝ドラ「おむすび」の主演である橋本環奈だ。この特番の内容に関して、「おむすび」のスタッフが「週刊文春」の取材に答え、撮影の裏側を明かした。
「7カ月間の密着取材の模様が72分間にわたって放送されましたが、主に『おむすび』撮影の舞台裏で構成されており、朝ドラの番宣の色合いが濃かった」(文化部記者)
朝ドラスタッフが“問題箇所”を指摘
「週刊文春」は昨年10月末に、橋本が現場マネージャーに対して「使えねえな」と叱責するなどパワハラを繰り返し、デビューから10年で少なくとも8人以上のマネージャーが退社していたという衝撃的な“素顔”を報道した(所属事務所はパワハラを「事実無根」と否定)。じつは、「プロフェッショナル」ではこの報道についても仄めかされていた。
「週刊誌の記事をきっかけに自身へのネガティブな憶測が拡散されていた」
番組中盤に流れたのはこんなナレーション。そして、「ネガティブな憶測」に見舞われた橋本が、朝ドラ主演女優としてスタッフの励ましも糧に、困難を乗り越える様子が描かれたのだ。
だが、「おむすび」スタッフはこう打ち明ける。
「(実際の現場は)番組に映ったようなアットホームな雰囲気ではない」
取材から明らかになったのは、橋本をめぐる「プロフェッショナル」の“過剰”ともいえる演出の数々だった。
現在配信中の「週刊文春 電子版」では、“過剰演出”の詳細、番組関係者が語った実際の橋本の現場での振る舞いなどを詳報している。
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