――最終候補に残ったのが、ドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団。パドレスのオーナー家ではお家騒動が訴訟沙汰になる中、佐々木選手はドジャースに決めた大きな理由を「フロントの安定感」と会見で語っていました。

「施設がどう、選手構成がどうなるなど、フロントが最終的にすべてを決めます。そもそも、自分のことを評価してくれているのが今のフロントやGMなので、そこがコロコロ変わってしまうようだと僕自身の存在価値も変わってしまう。だから、フロントの安定感が一番大事だと考えていました」

©鈴木七絵/文藝春秋

大谷、山本は重要な要素ではなかった?

――大谷翔平選手、山本由伸選手がいることは重要な要素ではなかった?

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「日本人選手がいる、いないは特に意識していませんでした。どんな選手であっても、移籍する可能性は常にゼロではないので。誰かがいるからそこを選ぶ、あるいは選ばない、という考え方は一切なかったです」

©鈴木七絵/文藝春秋

 現在配信中の「週刊文春 電子版」では、高校時代の登板回避の真相、自身の結婚観メジャーでの苦悩から復活の道のりまで佐々木朗希のインタビュー「サイ・ヤングへの道」計5回をすべて公開している。

「サイ・ヤングへの道」過去記事は、以下の通り「週刊文春 電子版」で配信中。

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次の記事に続く 佐々木朗希(23)“誤解されたエース”が明かす、ドジャース“出来レース”説と球速ダウンの原因「今振り返れば間違っていた」《独占告白90分》