11月1日、文春オンラインが報じた渋谷ハロウィーンの現場ルポにさまざまな声が寄せられている。
「集まるのは地方在住者と観光客だけ」
Yahoo!ニュースのコメント欄で特に注目を集めたのが「東京人は近づかない。集まるのは地方在住者と観光客だけ」との主張である。投稿者は警備費用が都民の税金で賄われる点を問題視し、「やりたいならご自分の地元でやって下さい」と訴えた。これに対し「そこまで断言するほどのものではない」「東京在住で気軽に見に行く人もいる」との反論も寄せられ、地方対東京の構図には異論が相次いだ。
一方で迷惑行為への批判は根強い。
「コスプレ大会でも良いけど、楽しさに全集中で周りの声は聴かない」「自分たちの楽しさの反対には迷惑してる人もいる」「恥ずかしいと思った方が良いですよ」との指摘が複数見られた。
安全面の懸念と寄せられる“解決策”
安全面を懸念する声も目立つ。「渋谷は坂道と細い路地が多く物理的に危険」として、韓国・ソウルで起きた梨泰院雑踏事故を教訓に場所の移転を求める意見があった。実際に行政が最も懸念しているのは、そうした大きなトラブルに違いない。
では、どうすればよいのか……。提案も相次いだ。地域の商店街で子供向けハロウィーンを成功させた事例や、「田舎の広い河川敷で仮装祭りを開催しては」との提案が紹介され、「コスプレ村」構想まで浮上していた。
「問題は残しつつですが、良いと思う文化は取り入れるのが得意な日本人はうまくカスタマイズすると思います」
非難は目立つが、それだけでなく、期待の声や改善案も寄せられた2025年のハロウィーンだった。
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