エアコンの寿命とされる10年間の電気代を計算した結果
※計算は概算値ですが「約」や「およそ」「程度」などを省略しています。また気候や使い方によって±20%の誤差があります。畳数に記載している()内のkWは、エアコンの能力を示しています。一般的には畳数で示されますが、この場合範囲があるので能力で区分しています。
【6畳用(2.2kW):いちばん小さい家庭用エアコン】
目標改善率:13.8%
2025年モデルの年間消費電力:850kWh/年
2025年モデルの年間電気代:2万6,350円
2027年モデルの年間消費電力:747kWh/年(850kWh÷(1+0.138))
2027年モデルの年間電気代:2万3,157円
→電気代の差額:3,193円(年間)/3万1,930円(10年間)安くなる
【14畳前後用(4.0kW):いちばん高い改善率のエアコン】
目標改善率:34.7%
2025年モデルの年間消費電力:1,400kWh
2025年モデルの年間電気代:4万3,400円
2027年モデルの年間消費電力:1,039 kWh/年(1,400kWh÷(1+0.347))
2027年モデルの年間電気代:3万2,209円
→電気代の差額:1万1,200円(年間)/11万2,000円(10年間)安くなる
【23畳以上用(7.1kW):家庭用で大型のエアコン】
目標改善率:31.1%
2025年モデルの年間消費電力:2,500kWh
2025年モデルの年間電気代:7万7,500円
2027年モデルの年間消費電力:1,908kWh/年(2,500kWh÷(1+0.311))
2027年モデルの年間電気代:5万9,148円
→電気代の差額:1万8,350円(年間)/18万3,500円(10年間)安くなる
結果は、6畳用であれば、2027年モデルにすると10年で3.2万円電気代が安くなります。14畳用以上だと、10年で15万円前後の電気代が浮く計算です。
畳数ごとのエアコンの10年間の電気代がどれだけ安くなるかを試算したので、あらためて本体価格も含めて、2027年度の値上がり前に購入するべきか? 2027年度以降の省エネモデルを購入するべきか? 考えてみましょう。
