文春オンラインが報じた、アルバイト中の事故で左目をほぼ失明した「かたのめいさん」のインタビューが話題を呼んでいる。現在は会社員として働きながら「片目シンガー」として活動し、今年8月にメジャーデビューを果たした彼女の体験談に、Yahoo!コメント欄では共感や応援の声が多数寄せられた。
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居酒屋でのアルバイト中に転倒し、グラスが左目に刺さった
かたのめいさんは19歳の専門学校1年生の時、居酒屋でのアルバイト中に転倒し、グラスが左目に刺さる事故に遭った。眼球が破裂し、医師から「もうあなたの左目は、元のようには戻りません」と告げられた。
事故直後は「見た目はなかなかグロテスクな感じ」で、「顔にこんな大きな傷がある私は、もう誰からも愛されないかもしれない」と絶望したという。専門学校も退学し、人の視線に怯える日々が続いた。
世界一周を経て歌手としてデビューするまでの道のり
しかし入院中に頭に浮かんだ「貧困で苦しむ子どもたちの映像」をきっかけに、「私だからこそできることがあるんじゃないか」と考えるように。アルバイトで資金を貯めて世界各地を旅し、現地で歌を披露する活動を始めた。
海外では「左目どうしたの?」と率直に声をかけてくれる人が多く、日本との文化の違いを実感。「自分から『困っています』と伝えることが必要だった」と気づいたという。
帰国後は会社員として働きながらSNSで歌を発信。一度は障がい者支援の仕事に転職したが、「本音では歌手として誰かを元気づけたい」という思いを捨てきれず、現在の事務所のオーディションを受けて合格。今年8月にメジャーデビューを果たした。
「とても素敵な方」「生きてゆく勇気が湧きました」を反響相次ぐ
この記事に対し、Yahoo!コメント欄には温かい反響や称賛の声が相次いだ。また、彼女の内面の強さを評価するコメントも多数寄せられた。
「大変な中、強い意思を持って前に進んでいる姿は立派です。生きてゆく勇気が湧きました」
「失明にも何か意味があるんじゃないかと世界を見に行くというのはなかなかできることじゃない。この状況で自分にできることを考えて動くなんてすごいです。たくましさ、力強さ、聡明さ。この方はすばらしいです」
「思いがけない事故ってけっこう身近に潜んでいますよね。起こってしまったことはどうする事もできないけど、受け入れて自分がどう生きたいか。前を向いて生きる姿勢に勇気をもらいました」
「も夢を諦めず頑張っている姿は本当に尊敬に値します。これからも笑顔で頑張って歌い続けてほしいです」
「見た目の容姿じゃなくて、内から湧き出る心の美しさが表情になり、とても素敵な方だと感じました」
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