2025年1月に死去した竹内英明元県議の名誉を毀損したとして、兵庫県警は2025年11月9日、政治団体「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏を逮捕した。

立花孝志氏 ©時事通信社

 立花氏は2024年11月の兵庫県知事選に立候補。「当選を目指さず、斎藤氏を支援する」という異例の立場で選挙戦を展開していた。

竹内氏が自死した後もデマを拡散

 立花氏は街頭演説やSNS上で、斎藤知事の疑惑に関する告発文書について、竹内氏が「黒幕」などと言及。これにより、竹内氏に対するネット上での誹謗中傷が過熱し、竹内氏は2024年11月に県議を辞職するに至った。

ADVERTISEMENT

 竹内氏が亡くなった後、立花氏は自身のYouTubeチャンネルやSNSで、「竹内元県議は警察に逮捕されるのが怖くて命を絶った」などと発言。しかし、兵庫県警は「竹内元議員を被疑者として任意の調べをしたことも、逮捕するという話も全くない」と、否定していた。

百条委で元副知事に質問する竹内氏 ©時事通信社

 竹内氏の妻は、夫の名誉を傷つけたとして、2025年6月に立花氏を名誉毀損の疑いで刑事告訴し、兵庫県警に受理していた。県議の妻が提出した告訴状、本人インタビュー120分など立花氏の言動についても詳しく報じた「週刊文春」の記事を紹介する。

 初月300円! 年額12000円超オフ!

「週刊文春 電子版」年末年始キャンペーン

(2025年12月24日~2026年1月6日10時まで)

ご購読はこちら

これまでの記事もすべて読み放題!

「週刊文春 電子版」年末年始キャンペーン

 初月300円! 年額12000円超オフ!

(2025年12月24日~2026年1月6日10時まで)

ご購読はこちら
最初から記事を読む 《兵庫県警が逮捕》N国・立花孝志、何をした? 名誉毀損の内容、県議の妻が提出した告訴状、本人インタビュー120分…