1954年名古屋市生まれ。東京大学法学部卒。2年の司法修習を経て79年から裁判官。2012年明治大学教授に転身、専門は民事訴訟法・法社会学。在米研究2回。著書に、司法関連の『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』『民事裁判入門』(いずれも講談社現代新書)、『黒い巨塔 最高裁判所』(小説、講談社文庫)、『裁判所の正体』(清水潔氏との対談、新潮社)。独学・リベラルアーツ関連の『究極の独学術』『リベラルアーツの学び方』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『教養としての現代漫画』(日本文芸社)、『裁判官・学者の哲学と意見』(エッセイ、現代書館)。また、専門書主著として、『民事訴訟法』『民事保全法』『民事訴訟の本質と諸相』(いずれも日本評論社)等がある。『ニッポンの裁判』により第2回城山三郎賞受賞。