カップルが熊害で死亡

 事件が起こった年のカナダ北東部は、初夏の時期にたびたび季節外れの寒波に襲われ、霜害のために多くの農作物が不作だった。森林においても同様で、熊が好んで食べるドングリやクルミなどが不作だったという。

写真はイメージ ©getty

 そのせいで冬眠前に腹を空かせたハイイログマが山から出てきたところに、たまたま母子が遭遇してしまった。

 この地ではハイイログマの他にアメリカクロクマなども生息しており、事件については警察とユーコン準州環境局が、現在も引き続き調査を行っているという。

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 カナダでは2023年10月にも、バンフ国立公園でキャンプを楽しんでいたカップルがハイイログマに襲われて亡くなっている。

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