【ソウル時事】韓国の尹錫悦前大統領が2024年12月に「非常戒厳」を宣言し、内乱を首謀した罪で起訴された事件で、2回目の論告求刑公判が13日、ソウル中央地裁で開かれた。同罪の法定刑は死刑または無期懲役、無期禁錮。判決は2月になる見通し。

 13日午前(日本時間同)に始まった公判は午後も続いている。この後、特別検察官による求刑や被告の最終陳述が行われる予定で、公判は長時間に及ぶとみられる。

13日、ソウル中央地裁前に集まる韓国の尹錫悦前大統領の支持者ら(AFP時事)

 共犯として内乱重要任務従事などの罪に問われた金龍顕前国防相や軍、警察の元幹部ら7人の審理も併せて実施。地裁は9日の結審を目指したが、弁護側の最終弁論が長引き、期日を追加した。

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 起訴状によると、尹被告は24年12月3日、憲法が戒厳の要件と定める戦時・事変などに該当しないにもかかわらず戒厳を宣言。軍や警察を動員して国会を封鎖させたほか、政治活動を禁じる布告令の発出や中央選挙管理委員会への軍派遣にも関与したとされる。

 一方、尹被告は戒厳宣言は「数時間で終わり、暴力的でなかった」などと主張。大統領の正当な権限行使だったとして無罪を訴えている。

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