〈お母様、日本は最近、皇室の世代交代がありました。私はその過程を見守りながら、日本という国の形態について深く考えるようになりました。(略)

 国会議員はそれぞれ数十万票の有権者の信任を背景に議席を持ちます。私たちが日本に天一国を安着させるには、安倍首相や天皇陛下個人が私たちを受け入れるからといって国が動くのではなく、彼らがそうできるように国民世論を背景に議員たちを動かさなければならないことを改めて考えさせられたのです。

 現在、日本統一運動の各現場で縁を結び、挨拶を交わすことができる国会議員は216名に上ります。そのうち、私が会いたい時に会える国会議員は30名程度です。その中の数名は2日修練まで受けましたが、まだ祝福家庭にはなっていません。過去には3日行事まで終えた祝福家庭の国会議員がいましたが、その間に皆高齢となり聖和(筆者注・死去のこと)されました。

ADVERTISEMENT

 今後はより多くの国会議員を平和大使に任命し、平和大使理念として原理教育を実施し、平和大使運動に参加させる中で、平和の主人として祝福家庭にならなければならない当為性を強調し、教育していこうと思います〉

旧統一教会の日本本部に飾られた創始者の文鮮明氏(左)と総裁で妻の韓鶴子氏の写真 ©時事通信社

〈原理教育を実施し〉、信者として〈教育していこう〉

 ここで梶栗氏の言う〈挨拶を交わすことができる国会議員は216名〉〈私が会いたい時に会える国会議員は30名程度〉の実態は不明だ。

〈祝福家庭〉とは、統一教会の「祝福結婚」によって結ばれた信者夫婦の家庭のこと。安倍氏や天皇陛下が信者になったとしても不十分で、国民世論を背景に国会議員を動かすことこそ大事だ。そのために〈原理教育を実施し〉、信者として〈教育していこう〉と言っている。

※この続きでは、旧統一教会の「天皇廃止計画」が明かされています。約4000字の全文は、月刊文藝春秋のウェブメディア「文藝春秋PLUS」に掲載されています(石井謙一郎「TM文書が示す『韓鶴子国賓訪日』と『天皇廃止』計画」)。他にも、多数の関連記事や動画をご覧いただけます。

解散を命じられた旧統一教会「本当の罪」と「自民党との関係」
小泉進次郎選対委員長が握り潰した「山際衆院議員の旧統一教会汚染」告発
【動画】旧統一教会と自民党「すべて」を知る男が告白「自民党にも喜んでいただいた」