「韓国では金大中大統領のときから、李明博、朴槿恵、みんな一貫してエンタテインメントを基幹産業にすると宣言しています。(中略)コロナの4年間で韓国は世界中に配信を行い、かたや日本は完全に出遅れてしまった。そこで、日本の音楽産業を再び海外に発信するため、国も応援すると宣言しました。そのために主要5団体にも動いてもらおうと考えたのです」(都倉氏)
そうして「つるとんたん会談」が開かれ、23年12月、主要5団体からなるCEIPAの設立と、世界に向けたアワード「MAJ」の開催が決まったのだ。
CEIPAの新年賀詞交歓会には高市早苗首相の姿も
今年1月20日、CEIPAの新年賀詞交歓会には関係者およそ3000人が集まり、高市早苗首相も駆けつけた。音楽ビジネスを含むコンテンツ産業は昨年11月、首相が掲げた「17の戦略分野」の一つに数えられ、《更なる海外発信に向けた環境整備を推進》するという総合経済対策の重点施策に挙げられている。
記事では、華やかな音楽業界の舞台裏で近年何が起きていたのか、重鎮たちの水面下での動き、韓国が世界進出するにあたってどれほどシビアなビジネスを展開してきたか、などについて多くの証言を交えて特集している。高橋氏の記事「ドンなき後の芸能界」は2月10日発売の「文藝春秋」3月号に掲載している(ウェブメディア「文藝春秋PLUS」では2月9日から先行公開)。
出典元
【文藝春秋 目次】芥川賞発表 受賞作二作全文掲載 鳥山まこと「時の家」 畠山丑雄「叫び」/忖度なき提言 高市首相の経済政策/緊急座談会 暴君トランプの新帝国主義
2026年3月号
2026年2月10日 発売
1650円(税込)
