“独身偽装”。いま注目を集める社会問題だ。男性が既婚であることを隠して女性と交際し、後に訴訟に発展、性的な自己決定権(貞操権)を侵害したとして損害賠償を命じられるケースが相次いでいる。
2024年6月にXアカウント「独身偽装被害者の会」を立ち上げた外資系企業勤務、マイコさん(仮名)も被害者のひとりだ。自身の裁判の情報などを発信するうちに、同様の被害に遭った女性たちから連絡が寄せられるようになり、これまでの相談件数は数百件。現在は10名ほどの有志と、会の運営にあたる。
独身者限定アプリで出会った男性には妻子がいた
マイコさんが独身者限定マッチングアプリで出会ったのは、大手広告代理店・博報堂勤務の30代の男。ふたりの将来をほのめかし、やがて避妊をしなくなった彼は、リモート会議中にマイコさんの体を求めることもあった。だが、この男には妻子がいた――。
博報堂は小誌の取材にこう回答した。
「(当該社員の)在籍確認も含めまして、すべてお答えをしておりません。コンプライアンス遵守を企業の根幹ととらえており、それに反するような行為があったと判明した場合には、厳正な対応を行う」
2月11日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および2月12日(木)発売の「週刊文春」で、短期集中連載「実録ルポ 独身偽装」がスタート。第1回のマイコさんのケースでは、独身偽装男の実態や博報堂マンの裁判での卑劣な言い訳、裁判の結果などを詳報している。
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