「昨年、彼が渋谷の道玄坂付近で女性に声をかけているのを見かけました。別の職員も目撃していたというので、相当な頻度で声をかけていたのではないでしょうか」
そう語るのは、あるNHK関係者だ。“彼”とは、女性への不同意性交の疑いで3月5日、警視庁に逮捕された、NHK職員の中元健介容疑者(50)である。
スポーツ情報番組部チーフディレクターが逮捕…同様の被害相談も
社会部記者が解説する。
「事件が起こったのは1月4日の午後2時15分ごろ。中元容疑者は東京・渋谷区で面識のない20代女性を『俺、危ないもの持っているから』と脅し、路上から近くのビルに連れ込み、まわりから見えにくい階段下の踊り場で犯行に及んだとされます。ビルに入って3分後、中元は自転車に乗って逃走。女性はすぐに現場付近の交番へ駆け込み、被害を相談しました。防犯カメラの映像などから中元の関与が浮上し、逮捕に至りました。ただ本人は『わいせつ行為はしたが、無理やりではない』と一部容疑を否認しています」
防犯カメラからは、犯行前に現場周辺をうろつきながら相手を物色している中元の姿や、犯行後に渋谷のNHK放送センター方面へ向かう様子が確認されたという。中元が所属していたのは、報道局スポーツセンタースポーツ情報番組部。チーフディレクターを務めていた。
「中元は犯行後、休日扱いでしたが同局へ出勤しています。ミラノ・コルティナ五輪に関連した業務を行っており、逮捕前日まで通常勤務をしていた。警視庁には、別の女性からも同じような風貌の男性から声をかけられて性的暴行を受けたとする被害相談が数件寄せられている」(同前)
アスリート側から何度も苦情…「問題だらけだった」との声も
NHKは事件を受けて3月6日、緊急記者会見を行った。そこで松元良祐スポーツセンター長は、「被害者の方に申し訳なく、強い責任を感じております」と謝罪。余罪については、「わからない」とし、「普段から意欲的に勤務しており、これまでに何か問題があったとかは聞いておりません」と語るにとどまった。
しかし、中元と面識のあるNHK職員らは「問題だらけだった」と口を揃えて言う。
《この続きでは、関係者が明かす中元の“悪癖”、新会長との“接点”などを詳しく報じている。記事の全文は「週刊文春 電子版」で読むことができる》
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