国民の2人に1人が自転車に乗っているとされる自転車大国・日本。いま、波紋を呼んでいるのが、4月に始まった青切符制度だ。

「なんで自転車のルールを厳しくしたの?」

「違反項目が多すぎて、全部守るなんて絶対にムリでしょ!」

 4月1日にスタートした自転車の青切符制度に疑問や不満の声が次々に上がっている。

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 16歳以上が対象となり、最高で1万2000円の反則金を取られてしまうこの制度。これまでと何が変わり、どこに注意すべきなのか。違反をしないために知っておくべき7つのポイントを紹介する。

4月1日から取り締まりがスタート

青切符がスタートしたワケは?

 そもそも青切符とは、自動車の違反処理に広く使われ、軽微な交通違反をした際に、反則金を納めて刑事裁判を免れる「交通反則通告制度」のこと。一方、これまで自転車の違反に対する制度は、警察の捜査と裁判を経て有罪になれば前科が付く「赤切符」だけだった。

そもそも青切符って?

 青切符導入に向けた警察庁の有識者検討会の委員を務めた、自転車活用推進研究会の小林(しげ)()理事長が解説する。

「飲酒運転などの重大な違反や事故は赤切符の対象となる一方で、信号無視などの軽微な違反は裁判にかけるほどではないとして事実上、黙認されてきました。つまり、違反行為が起きているのに、取り締まりは“ゼロか百か”の異常な状態だった。それを正すことが青切符導入の狙いです。誤解する方が多いのですが、決して厳罰化されたわけではありません」

 導入の背景には、交通事故全体の件数が減少する一方で、自転車事故を減らせなかった現状もある。

「自転車関連事故は年間7万件前後と横ばいで、なかでも対歩行者の事故件数は増加傾向です」(同前)

 しかも、全交通事故死者数のうち、自転車乗車中は約16%。これはG7各国の中で最悪の水準だ。安全向上に向けて導入されたのが青切符なのだ。

《この続きでは、▶︎スマホを2秒見たらアウト 、▶︎傘は固定すれば問題なし?、▶︎着用OKのイヤホンは?、▶︎太タイヤ自転車・LUUPは取り締まらない? 、▶︎高齢者が気を付けるべきポイントなどのトピックを詳しく報じている。記事全文は4月9日(木)発売の「週刊文春」および現在配信中の「週刊文春 電子版」で読むことできる》

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