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12球団一のTwitterと言われる日を目指して

 ちなみに平沢選手はこの日の前日にあたる8月24日のバファローズ戦で右翼の守備で打球の判断を2度、誤りチームは逆転負けを喫していた。そして翌25日に勝利に大きく貢献。それでも試合後に室内に向かい夜遅くまでひたむきに打ち込む姿にファンはストーリーを描き共感し、強く反応したのだ。

 画像と動画を矢継ぎ早に投稿するとファンからも応援コメントが多数寄せられた。ツイートに対するファンのコメントの中には「最近忙しくて今も仕事をしているけど同じように、いやそれ以上に頑張っている姿の映像を見て心打たれました。ありがとう」と自らの境遇と重ね合わせたものもあるなど、ツイートは広く拡散された。

 マリーンズのTwitterはこれからも試合の直前直後だけではなく選手の球場入りや食事風景、平沢選手の夜間特打など広くカバーし、それをタイムリーに投入する。そして試合のない日も情報発信する。それも一つのファンサービスだと信じているからだ。球場に観戦に来るお客様が電車の中で選手たちが練習をするツイートを見てくれてワクワクした想いになって欲しい。試合後、自宅に戻るまでの道のりで感動を振り返り、選手の喜んでいる姿などを見てさらに感情移入してもらいたい。広報メンバーは、いつもそう思って写真や動画を撮影し、ツイートしている。だから今後もファンにタイムリーで色々な画像、映像を提供したいと思っている。そして12球団一のTwitterと言われる日が来るのを目指したい。それではまだフォローしていない人はフォローの程、宜しくお願いします。

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梶原紀章(千葉ロッテマリーンズ広報)

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