天皇が「国民の理解」に言及されたにもかかわらず、高市首相のゴリ押しで成立する皇室典範改正案。大きな影響を受けるのが、愛子さまをはじめとする女性皇族の方々だ。公務、結婚、皇族費……一体、どのように変わるのか。
皇居からほど近い東京・神田の路地裏。ひっそりと佇んでいるのは、玄関に鎮座する仁王像が客を出迎えてきた洋食の名店だ。
6月29日夜、この店にお忍びで姿を見せられたのは、秋篠宮さまご夫妻と悠仁さまだった。奥の個室で皇室とゆかりの深い山階(やましな)鳥類研究所の研究員らと、創作料理に舌鼓を打たれていたという。
宴席が終わったのは、涼しさも感じさせる夜8時半を回った頃。ご一家は厳戒態勢の中、横付けされた黒塗りのアルファードへ乗り込まれた。
次世代の天皇も交えた“隠れ家ディナー”。皇室のあり方を巡る問題が大きく揺れる中、束の間のひと時となったのだろうか。
果たして、その翌日の30日、高市早苗首相がゴリ押しする皇室典範改正案が閣議決定されたのだった。
世論調査では賛否は二分されているが…
(1)女性皇族が婚姻後も身分を保持する、(2)旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える――の2案を軸にした皇室典範改正案。小誌既報の通り、天皇は特に(2)案について「国民の理解を得られるのか」とご懸念を示されてきた。事実、各種世論調査では賛否は二分され、「国民の総意」とは乖離した状況になっている。だが、改正案は7月10日に衆院を通過し、今国会での成立は確実となった。
立憲民主党の長浜博行前参院副議長(党皇位継承検討本部長)が嘆息する。
「政府は『静謐な環境』と主張しますが、国民の耳から遠ざけるためとしか思えません。女性皇族の結婚についても、旧宮家の養子についても細かい議論が全くなされなかったのです」
各方面から議論の拙速さが指摘される皇室典範改正案。それによって大きな影響を受けるのが、5人いる未婚の女性皇族の方々だ。
「(1)案は、そのまま女性皇族の今後に直結する。(2)案についても、宮家(常陸宮家、三笠宮家、三笠宮寛仁ともひと親王妃家、高円宮家が想定されている)が養子を取った場合、自身の子ではなく、男系である養子の子が宮家を継ぐことになる。結婚や宮家存続に関するご決断などを、左右することになります」(宮内庁担当記者)
《この続きでは、彬子さまの「旧宮家養子案」に関するご発言や、フィリピン大統領夫妻を歓迎する宮中晩餐会で愛子さまが高市首相とやり取りされた時のご様子、佳子さまと紀子さまの雪解けなどについて詳報している。記事の全文は現在配信中の「週刊文春 電子版」および7月16日(木)発売の「週刊文春」で読むことができる》

愛子さまを苦しめる“ゴリ押し”皇室典範改正 《元内閣法制局長官は「本末転倒の中身だ」》《秋篠宮家“隠れ家ディナー”、佳子さまと紀子さまの雪解け》
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