リポート:
こちらの踏切内に自動車が残っている状態で、遮断機が下りてきたということです。
加藤容疑者は、遮断機が下がったところで車に戻り、発進した。
ところが、被害者の車は遮断機に引っかかり、車から降りて外そうとしたものの、電車と衝突した。
反動で車は半回転し、電車に突っ込むような形になった。
目撃者:
電車の警笛みたいなのが、今までに聞いたことのないような、ブーンって音が何回も鳴っていたので。車が回転して、後ろがグシャッてなっていたので。
直後に撮影された映像を見ると、電車と衝突した車の左後方は、原形をとどめないほどひしゃげているのが分かる。
また、線路の反対側から撮影された映像には、10人ほどの消防隊員が待機する様子が映っている。
電車に近づいていくと、車内には複数の乗客の姿も確認できる。
被害に遭った男性や電車の乗客らにけがはなかったが、この影響で運休や遅れが発生し、約1万4000人に影響が出た。
東武鉄道によると、一般的にこの区間を走る電車は、時速約80キロで走行するという。
交通事故鑑定人・中島博史さん:
乗ったままであったら、無事では済まないと思います。少なくとも重傷を負う程度の衝撃は受けたはず、と言っていいと思います。
警笛の柱があることや、コンクリートの壁があることで止まったのであって、平らな道路であればもっとはじき飛ばされたし、回転もしたと思います。
“あおり運転”警察は「確認できていない」
命に関わる恐れもあった今回の事件。背景にあるとみられるのが交通トラブルだ。
映像では、現場から400メートルほど手前を走行する、加藤容疑者のものとみられる車と、その10秒後、被害者のものとみられる車も確認できる。
一方、現場から150メートルほど離れた場所にあるカメラには、2台が連なるように走行する様子が映っていた。
事件はこのすぐ後に起きた。
JAFがコメント「適切に対応」
警察の調べに対し、加藤容疑者は「相手の車が1キロほど車間距離が近く、注意するために車を止めた。殺そうとは思っていません」と話しているという。







