旬な人が深くハマっている趣味について聞く連載。第24回は、若手実力派として注目を集める俳優の小林虎之介さんが登場。10月10日から放送開始のドラマ『俺たちの箱根駅伝』(日本テレビ系)では、陸上競技部のキャプテンを熱演しています。駅伝選手を演じるための体づくりでハマったせいろ蒸し料理を作っていただきました。『週刊文春WOMAN 2026秋号』より一部を抜粋・ご紹介します。

 

体脂肪の少ない駅伝選手の体にするために…辿り着いたのがせいろ蒸し

 昼下がりのキッチンスタジオ。小林虎之介はエプロンをつけると、慣れた手つきでせいろ蒸しにする野菜を切り始めた。蒸し上がるや「うわあ、ヤバい。うますぎる」と、あっという間に完食する。

 朝ドラ『風、薫る』のヒロインりんを一途に想い続ける幼なじみから、この秋最大の注目ドラマ『俺たちの箱根駅伝』の陸上競技部キャプテンへ。2026年最もブレイクした俳優は、この1年半、体を絞りつづけてきた。理由はもちろん、『オレハコ』で古豪の4年生エース、青葉隼斗に相応しい走りを見せるためだ。

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「昨年3月にオファーをいただいて、体脂肪の少ない駅伝選手の体にするために、62キロの体重を5、6キロ落としました。食事指導の方のアドバイスを受けながら、1日1600キロカロリーの摂取に抑えて。同時に、『お引き受けします』とお返事した日にはもう走りはじめたんです。でも3週間で膝も腰も痛めてしまった」

 

 別作品を撮影しながら、クランクインに向けて準備する日々。意欲とは裏腹に体は悲鳴をあげていた。

「体重は一番痩せたときで54キロ。でも風邪はひくし怪我もするし。思うように走れない中で体重も増えて『半分しか弁当食べてないのに、なんで?』って。精神的にも限界でしたね」

 そうして辿り着いたのが、せいろ蒸しだった。

「栄養について勉強して、ストレスを抱えながら食べると体が貯め込みやすくなると知って。せいろ蒸しならば、カロリーを抑えながら量を食べられるし、簡単でおいしいですから」

 

 毎日カップ麺でも良かった食生活は一変した。

「今日は沢山の野菜を用意していただきましたが、普段はキャベツとえのきとか安くなっている野菜2種類と、鶏むね肉200グラムだけ。多い量のパックを買うとつい食べちゃうので、そこはキビしく(笑)。基本はポン酢をかけて食べます。せいろ蒸しは油汚れや焦げ付きがないから、洗い物が簡単なのもいいですよね。買ったばかりの土鍋を使って、ふるさと納税で届いた鮭の炊き込みご飯を作る日もあります」