2000年代に人気グラビアアイドルとして活躍した瀬戸早妃さん(41)。『花より男子』『水戸黄門』(ともにTBS系)への出演など女優としても活動の場を広げていたが、2007年に突然休業。その裏には、知られざる葛藤があった。
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週刊誌で熱愛報道、「もう一度グラビアからやり直せ」と…
多忙を極めていた当時、瀬戸さんの精神状態は限界に近づいていた。「ある日突然、ぱったり感情が無になっちゃったんです」と瀬戸さんは振り返る。
周囲すべてが敵に見え、事務所の人間さえも信用できなくなっていたという。そんな時期に、週刊誌にミュージシャンとの熱愛が報じられた。
熱愛報道を受け、事務所の野田義治社長から「もう一度グラビアからやり直せ」と告げられた瀬戸さん。
「突然衣装にTバックが出てきたり…」
それ以降、グラビアでの露出は以前より増していった。しかし現場では、事前の打ち合わせにはなかった衣装が突然用意されることもあった。「突然衣装にTバックが出てきたり」と瀬戸さんは明かす。
納得できないものは現場で「嫌だ」と言い続け、掲載自体がお蔵入りになったこともあったという。
ニューヨーク行きを決意した“きっかけ”
セミヌードや濡れ場などのオファーも何本も届いたが、すべて断った。「お母さんに見せられない」というのがその理由だった。断り続けながらも「これで嫌われるのかな」という不安が頭をよぎることもあったと言う。
そうした状況の中で、瀬戸さんは将来を真剣に考えるようになっていく。同じ事務所に所属していた富田麻帆さんが自らのオーディションで帝国劇場のミュージカル『レ・ミゼラブル』の舞台に立つ姿を目の当たりにし、客席で号泣した。
「実力をきちんとつけないと、このままではいつか芸能界から消えていってしまう」——そう痛感した瀬戸さんは、舞台を学ぶためニューヨーク行きを決意する。
休業前夜の葛藤と決断の全貌は、インタビュー本編で詳しく語られている。
〈つづく〉
撮影=杉山秀樹/文藝春秋




