11月22日午後4時、ソニーフィナンシャルグループ(以下、SFGI)が少額短期保険を扱うjustInCase社(以下、just社)を子会社化したとのプレスリリースを発表した。じつはその約9時間前、週刊文春の記者はSFGIの遠藤俊英社長を直撃していたーー。疑惑のM&Aの真相リポート「第2回」。
◾️深層レポート「ソニーFG『疑惑のM&A』」
#1 毎年赤字「justInCase」社と不可解な1億円M&A「3カ月でいきなり1億円買収が決まった」
#2 今回はこちら
#3 ソニーFG 元金融庁長官の天下り社長・遠藤俊英に「疑惑のM&A」を直撃!
「買収額の結論ありき」だったためか、SFGI内部で、just社の企業価値の評価をめぐるプロセスは不可解な動きを見せたという。
「SFGIは本件のファイナンシャルアドバイスや株式評価助言などの業務をデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーと6000万円で業務委託契約。デロイトは株式価値分析の予測3パターンをSFGIに提出しました」
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
source : 週刊文春 電子版オリジナル