トランプ第二次政権の閣僚指名が続き、畑違いの素人と性犯罪容疑者のオンパレードになってきた。
トランプは司法長官にマット・ゲーツ元下院議員を指名した。トランプを起訴した司法省を激しく批判して忠実ぶりを見せたからだろうが、法曹経験は弁護士事務所に2年在籍しただけ。
それにゲーツは2017年に当時17歳の少女を買春した疑惑で下院倫理委員会から調査されている。倫理委員会はその少女(現在は成人)の証言も取ったが、ゲーツが議員を辞任したので調査はストップ。共和党は調査の資料の公表を止めたが、その資料は次々流出。女性に代金を振り込んだ明細まで出てきた。さらにゲーツが代金1万ドルで少女たちと3Pしたことまで報じられた! スクープ直前にゲーツは司法長官の指名を辞退した。
ホッとしたのは共和党の上院議員。こんなロリコン野郎を司法長官として承認するわけにはいかない。でも、承認しなきゃトランプから粛清される。議会襲撃でトランプの弾劾に賛成したリズ・チェイニーのように。
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source : 週刊文春 2024年12月12日号