突然の戒厳令と弾劾発議で国家機能が麻痺している韓国。日本とは友好的だった現大統領に代わり、影響力を増すと見られるのが、尋常ではない反日ぶりで有名な野党党首だ。そして迎え撃つ石破内閣には重大な懸念材料が――。
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ソウル・汝矣島にある国会議事堂の前には、最大15万人もの市民が抗議デモに押し寄せた。参加者たちは「尹錫悦を弾劾しろ」「処罰しろ」などと書かれたプラカードを掲げ、シュプレヒコールを上げている。一帯の道路は封鎖され、周辺の駅には地下鉄が停車しない措置が取られた。
12月7日夜、国会で採決が進められたのは、尹錫悦大統領(63)に対する弾劾訴追案だ。ただ、可決するには、与党「国民の力」から8人以上の造反者が必要だった。だが、1人の議員を除き、本会議場を退席していく。議長らの呼びかけも虚しく、その後は2人の議員が戻ってきただけで、弾劾案は事実上否決された。
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source : 週刊文春 2024年12月19日号