定年になって取り組みたいのが支出の見直しだ。しかし、物価高の中、そう簡単には減らせない。だからこそ知りたい食費、光熱水費、電話代の減らし方から、お得な旅行の仕方まで、月6万円は浮く楽チン節約術を一挙紹介。
60歳で定年退職すれば、現役時代と比べて収入も減っていく。物価高の昨今、年金収入に頼る将来を見据え、今から月の出費を抑える暮らしのダウンサイジングを考える人は多い。介護・暮らしジャーナリストの太田差惠子氏が話す。
「定年を迎えたら、現役時代の生活を見直して、余計な出費がないかを徹底的に洗い出しましょう。働いている時と同じ感覚で過ごしていると老後破綻すらあり得ます。一方で、節約だけが目的になると長続きせず、張り合いのない老後になってしまう。年に一度は高級フレンチのコースを食べたい、温泉旅行に行きたいなど、具体的な目標を見つけて、楽しく節約することが大事です」
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source : 週刊文春 2024年12月26日号
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