高齢になると誰しも血管が傷つき動脈硬化が進む。ところが、常識を覆し、94歳にして血管年齢20歳の女性がいるという。ご本人に話を聞き、識者にそれを分析してもらうことで血管を鍛える6ルールを導き出した。
「血管年齢や体内年齢が若いって言われても、自分ではよくわからないものでね。特別なことなんて何もやっていませんから(笑)」
ハリのある元気な声でそう笑うのは、岩手県陸前高田市在住の佐藤ヒデさん(94)。2023年9月に受けた健康診断で、血管年齢が20歳、体内年齢が36歳と判定された。
その結果、「奇跡の94歳」として各メディアの取材が殺到している。
血管年齢とは、実年齢とは別に血管のしなやかさや硬さを数値で表したものだ。
一方で体内年齢は、体重計などの計測器を製造・販売するタニタが独自に導き出した指標である。
60歳で夫を亡くしてから約35年間、市内の公営住宅で一人暮らしを続けているヒデさんだが、周囲の反響に驚いているという。
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source : 週刊文春 2025年1月2日・9日号