「徹底的な公正取引委員会(以下、公取)の調査は、ハーレーダビッドソンジャパン(以下、HDJ)の膿を一掃しようとする気概を感じます」

 

 こう語るのは、アメリカのオートバイメーカー「ハーレーダビッドソン」の日本法人「HDJ」と正規ディーラー契約を結ぶディーラーのオーナーA氏だ。

「週刊文春」は、これまで数回にわたってHDJによる“ディーラーいじめ”を報じてきた。山が動いたのは2024年5月。多くのディーラーの通報が実り、公正取引委員会が調査に乗り出したのだ。

「公取は7月30日、HDJがディーラーに対する過剰な販売ノルマを課した上、成績の悪いところには新車を自ら購入させる自爆営業を強いたなどとして、独占禁止法の優越的地位の濫用の疑いで立ち入り検査を実施しました」(経済部記者)

ハーレー公式サイトより

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 11

  • 5

  • 5

source : 週刊文春 電子版オリジナル