「現在のハーレーダビッドソンジャパン(HDJ)をめぐる歪な状況に疑念を抱いた“アジア本社”がついに本格的な調査に乗り出しました」
こう打ち明けるのは、HDJの関係者である。
世界的人気を誇るアメリカのオートバイメーカー「ハーレーダビッドソン」。HDJはその日本法人だ。国内にあるハーレーのディーラーは全てHDJと正規ディーラー契約を結んでいる。
そのディーラーから悲痛な告発が相次いでいる。
「週刊文春電子版」は昨年9月以降、3度にわたってHDJとディーラーの間で起きているトラブルを報じてきた。編集部には今も“いじめ”のようなHDJが打ち出す方針に耐えかねたディーラー経営者から情報提供が相次いでいる。
経営難に陥り、閉業という選択をする経営者も増えている。昨年4月時点で110店舗あったディーラーは同年9月には106店舗に減少。さらに今年4月14日時点では97店舗にまで減っている。わずか1年の間で全体の1割に当たる13のディーラーが閉店したのだ。
多くのディーラー経営者を悩ませているのが、本部から下される厳しいノルマだ。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル