筒井康隆原作、吉田大八監督の新作映画『敵』の公開に先立ち、主演の長塚京三さんにお出ましいただきました。長塚さんほどのベテランでも発見があったという今回の現場、辿り着いた新たな演技手法の境地に唸らされます。

 

(ながつかきょうぞう 俳優。1945年生まれ、東京都出身。ソルボンヌ大在学中に、『パリの中国人』で俳優デビュー。主な出演作にドラマ『ナースのお仕事』シリーズ、映画『ザ・中学教師』『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』『笑う蛙』などがある。)

 

阿川 ご無沙汰しております。このたびは東京国際映画祭での最優秀男優賞受賞、おめでとうございます!

長塚 ありがとうございます。

阿川 1月17日公開の映画『敵』(吉田大八監督)で、元大学教授の役で主演をお務めになられて。受賞なさった瞬間はいかがでした?

長塚 びっくりしましたね。監督も監督賞、作品も作品賞をとったけど、そんなに派手な映画じゃない、ごくごく地味な作品なので。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 1

source : 週刊文春 2025年1月23日号