軽井沢の素敵なご自宅で、やわらかな微笑みを浮かべながら迎えてくださったのは、3度目のご登場となる村山由佳さん。村山家の愛猫たちに見守られながら、「承認欲求」をテーマに書いた新刊についてたっぷり伺いました。

 

(むらやまゆか 作家。1964年生まれ。東京都出身。93年『天使の卵』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞、09年『ダブル・ファンタジー』で柴田錬三郎賞、島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞。21年『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞を受賞。最新刊に『PRIZE』(小社刊)。)

 

阿川 新刊の『PRIZE』、面白かったです。でもこの小説、本当に売っちゃって大丈夫?(笑)

村山 フフフ、たぶん(笑)。

阿川 どうしても直木賞が欲しい作家のお話で。なぜこのテーマを取り上げようと?

村山 直木賞云々というより、承認欲求の話が書きたかったんです。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

  • 3年プラン

    59,400円一括払い、3年更新

    1,650円/月

週刊文春 電子版 PREMIUMMEMBERSHIP 第1期募集中 詳しくはこちら

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 1

  • 1

source : 週刊文春 2025年1月30日号