1月23日に芸能界を引退した中居正広(52)の女性トラブルの対応をめぐり、本日16時から「やり直し」の記者会見に臨んでいるフジテレビ。
クローズドに行われた17日の会見からは打って変わって、参加メディアや会見時間を無制限として行われる今回の会見には、港浩一社長のほか、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が出席している。
フジテレビの“ドン”は姿を見せず
しかし、万全の状態を期して臨んだはずの今日の会見にも、「まだ欠けたピースがある」と話すのは、現役のフジテレビ局員だ。
「23日に開かれた社内説明会では、取締役相談役の日枝久氏を含めた役員陣の一新を求める声があがりました。特に日枝氏は長年にわたってフジテレビのトップに君臨し続け、強大な権力を持ってきた人物として責任が問われている。やり直し会見に先立って労働組合が提出した要望書にも、日枝氏の会見出席を求める旨が含まれていました。それにもかかわらず日枝氏は出席を拒んだのです」
社内でも日に日に退任論が強まるフジテレビの“ドン”。会見当日もメディア各社は日枝氏を直撃しようと東京都・杉並区にある自宅前で待ち構えていた。しかし、一向に姿を見せない。それもそのはず、日枝氏は東京都内の5つ星ホテルに「潜伏」していたのである。
会見直前の日枝氏を直撃すると…
正午ごろ、会見の数時間前に開かれた臨時取締役会に向けてホテルから出発しようとしていた日枝氏は、「週刊文春」の記者の姿を見るや、ホテル内へと踵を返す。それから15分以上にわたって行方をくらませ、関係者口から出てきて車に乗り込むところを直撃した。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル