誰もが頭を悩ませる高齢者施設選び。そこで、必要な費用の目安、ロケーションの決め方から施設見学時の8つのチェックポイントまでを識者に徹底取材。これさえ覚えておけば困らない、老人ホーム選びの極意をお届けする。
●資金計画は105歳まで
●頼りになるケアマネの口コミ
●親の自宅の近くより子どもの通いやすさ
●“東京から来た息子”症候群に注意
■見学時のチェックポイント 入居者の服装、ニオイ、試食、実費説明、感染症対策…
先週号では、失敗しない老人ホーム選びの入門編として、特別養護老人ホーム(特養)やサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)など各高齢者施設の特徴を解説した。今回は、入居を具体的に考える際に役立つ“超実践編”を専門家に取材した。
老人ホーム・介護施設検索サイト大手の「LIFULL介護」が発表した「介護施設入居実態調査2025」によれば、老人ホームに入居するきっかけとして最も多かったのが入院だ。介護アドバイザーの横井孝治氏が指摘する。
「親が倒れてから、急に老人ホームに入居させようと考えても、すぐに条件の良い施設に巡り合うことは難しい。親が元気なうちに、どのような施設が良いのか、調べておきたい」
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source : 週刊文春 2025年2月6日号