CM差し止めで大幅減益の見通しかと思いきや、長らく低迷していた株価が急騰しているフジHD。内部証言や財務諸表、会議の議事録などを深掘りしていくと、他の民放キー局とは全く異なる実態が浮かび上がってきた。
▶︎ホリエモン改革案について訊くとフジから驚きの回答が
▶︎監査役が認めた「株主代表訴訟通知2件」で日枝ピンチ
▶︎制作費減の裏で自画自賛していた「まつもtoなかい」
連続報道「中居正広&フジテレビの闇」
#11 日枝久の大罪を暴く!「資産13億円」「安倍晋三との蜜月」
#13 今回はこちら
――もう株主代表訴訟を起こされている?
「(起こすには)条件があるんです。一定の株式を所有して、しかも維持していると。ただ、手続き上の問題がありますから、内容を精査しています」
2月2日午後、小誌の取材にそう答えたのは、持株会社フジ・メディア・ホールディングス取締役(常勤監査等委員)で、フジテレビ監査役の尾上規喜氏(89)。取締役相談役として君臨する日枝久氏(87)の腹心として知られる人物だ。
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source : 週刊文春 2025年2月20日号