9月10日、日本随一の名門小学校・慶応義塾幼稚舎の1年某組。担任の姿はなく、新学期を迎えた児童たちは不安げな表情を浮かべていた。
「A先生はお熱が出てしまったので、しばらくお休みします――」
教員の説明に、児童は驚いた様子を見せたという。
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小誌8月8日号が報じた、慶応幼稚舎の現役教員A先生による受験生の子息への“闇指導”。60代前半のベテラン・A先生は、7月に自宅近くの公園で受験生の親にアドバイスし、帰り際にローストビーフの入った紙袋を受け取っていた。
「A先生は指導料として1回5万円以上の金銭や、高級ワインなどを受け取っていました。私も計50万円以上を渡しました。学校のロッカーにもワインを所蔵し、陰では“ワイン先生”というあだ名で呼ばれています」(現役児童の親)
同校のHPには入学試験にあたり「舎長及び教職員との面会は一切できない」と明記されている。
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source : 週刊文春 2019年9月26日号