2月21日、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が、「菅義偉元首相らのグループが米テスラ社による日産への出資計画を策定した」と報じた。これによって日産株は、一時、12%も急騰したのだが……。
ホンダとの経営統合が破談した日産の苦境は続いている。24年度第3四半期の連結決算は、純利益が前年同期比98.4%減となる51億4800万円へと転落。25年3月期通期の最終損益は800億円の赤字となる見通しと発表した。カルロス・ゴーン元会長の右腕とも言われた、元COO(最高執行責任者)の志賀俊之氏が嘆く。
「(破談は)残念です。このままだと伝統的な自動車メーカーは全部死んでしまうかもしれない。かつて日産はルノーの出資で助けてもらった。日産は、まず生き残ることを考えないと」
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source : 週刊文春 2025年3月6日号
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