遂に赤木雅子さんに開示された2000枚を超える森友文書。そこには、あのスリーショット写真は含まれていなかった。それでも、文書から裏付けられた“真実”がある。さらに、近畿財務局担当者の重大発言も加味すると――。

2000枚を超える開示文書

「昭恵さんの影響で土地取引がうまく進んだの? それが何かわかるかも……」

 森友事件の関連文書が4月4日、初めて開示された。請求した赤木雅子さんは、開示を前に安倍昭恵さんのことで頭が一杯だった(以下、肩書はすべて当時)。

 雅子さんの夫で、財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんは2017年、森友学園との土地取引を巡り公文書の改ざんを命じられ、1年間苦しんだ末、命を絶った。雅子さんは真相を知りたいと情報開示を求めたが、財務省は文書があるかないかも明らかにせず徹底抗戦。しかし今年2月、雅子さんの勝訴判決が石破茂首相の決断で確定し、ついに開示への扉が開かれた。

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source : 週刊文春 2025年4月17日号