「神風が吹いた」--。2014年4月28日に起きた出来事を、森友学園の籠池泰典理事長はそう表現した。国有地売却を巡り、近畿財務局の態度を“一変”させたという籠池夫妻と安倍昭恵夫人とのスリーショット。問題の写真の存在が発覚してから11年が経つ今もなお、事件の真相解明は続く。週刊文春の記事で森友問題の最新情報を振り返る。(今なら99円ですべての記事を読むことができます。99円キャンペーンは2025年5月7日10時まで)

遂に赤木雅子さんに開示された2000枚を超える森友文書。そこには、あのスリーショット写真は含まれていなかった。それでも、文書から裏付けられた“真実”がある。さらに、近畿財務局担当者の重大発言も加味すると――。

財務省の室長は赤木雅子さんに森友文書の開示について「一生懸命に最大限やりたい」と宣言した。果たして、どのような新事実が明らかになるのか。概要説明の資料を徹底解析すると、注目すべき様々な可能性が見えてきた。

《森友裁判・逆転勝訴までの2522日》赤木雅子さんが語った「決断してよ、石破さん」
いよいよ、あしたが判決だ。でも、ちっとも勝てる気がしない。気が重い。裁判所に行くの、やめようかなあ……。
赤木雅子さん(53)はすっかり弱気になっていた。ところが一夜明けた判決当日の朝、こんなことがあったという。
部屋のカーテンを開けると、サッと日差しが差し込んだ。その瞬間、青空に夫の顔が浮かんでいる気がした。笑顔で「勝てるよ」と励ますように。
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source : 週刊文春