雑誌『いちごえほん』や『詩とメルヘン』に作品を収めてきた絵本作家・葉祥明氏が語る、やなせさんの在りし日の姿。

 やなせさんはいろんなことをやってきたけれど、芯の部分には常に「漫画家」を置いていて、その気持ちは揺るがない人でした。

 僕が28歳の時、少し前に『ぼくのべんちにしろいとり』という創作絵本を出した僕に、サンリオの出版部から「会いたい」と電話があったんです。僕は詩人として自由に生きたかったから、仕事を受ける気はなかったの。だけど会うだけなら、と当時五反田にあったサンリオに行ったんです。

初月300円でこの続きが読めます。
年額&3年プランは割引キャンペーン中!

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

キャンペーン終了まで

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    1年更新(2年目からは22,000円)

    およそ833円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

  • 3年プラン

    3年更新(4年目からは59,400円)

    およそ1,383円/月

    1月6日(火)10:00までにお申し込みの方限定

    オススメ!期間限定

有料会員になると…

スクープを毎日配信!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2025年5月1日・8日号