かつて逮捕された実業家と投資家、彼らに狙われた側の“白馬の騎士”。3人がまさかの合体を繰り出した。一方、進撃を食らうフジテレビには新たな疑惑が次々と――。20年ぶり大激突の全内幕を抉り出す巨弾レポート。(前編/後編はこちら)
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ホテルの会場内には、モーツァルトのフルート四重奏曲が優雅に流れていた。
4月17日午後1時半、ふと腕に光る金色の高級時計に目を向け、司会者を指差したのは、金融コングロマリットを牛耳るグループの総帥。開始のアナウンスと共に歩き出し、壇上の椅子に座る。そして、一際大きな声でこうぶち上げた。

「第三者委員会の報告書で僕は堀江君に悪いことしたな、と。20年前の判断は、珍しく外れていた。そういう中でいよいよ本格的に動くことを決意したんです」
因縁の「堀江君」だけではない。「村上さん」の名前も飛び出した。
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source : 週刊文春 2025年5月1日・8日号
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