
少年少女の青春を描き続けて55年。あだち充はなぜ読み継がれるのか。アニメ放送開始から今年で40年を迎えた『タッチ』で主人公・上杉達也とヒロイン・浅倉南を演じた三ツ矢雄二と日髙のり子のスペシャル対談と、初期作から最新作『MIX』までをあだち作品マニアが解説した特集をお届けします。(今なら99円ですべての記事を読むことができます。99円キャンペーンは2025年5月7日10時まで)
日髙のり子(浅倉南役)×三ツ矢雄二(上杉達也役)『タッチ』の現場にはあだち先生の優しさが溢れていた
あだち充の代表作『タッチ』。アニメ放送開始から今年で40年を迎えた。南と達也がアフレコ収録の裏話や作品の魅力を語りあった。

推薦作品『陽あたり良好!』恋愛リアリティーショーと“削ぎ落し”の美意識 天野ひろゆき|心にいつも青春を 私的あだち充作品紹介
「余計な言葉や絵を極限まで削ぎ落しているからこそ、ふたりの距離、心情の変化が、ひどく胸に迫ってくるのでしょうね。あだち先生は、僕にとって、“恋愛の魔術師”ですよ」

推薦作品『みゆき』『ラフ』二ノ宮に会いに行こう――あれはきっと「世界でいちばん熱い夏」 やついいちろう|心にいつも青春を 私的あだち充作品紹介
「40年近く、あだち作品を何度も読み返してきて、ふと思うんです。作品を読むとき、自分は自分を誰に投影して読んでいるんだろうと。……あだち先生の物語は、いくつになっても帰れる場所なのかもしれませんね」

『ナイン』から『H2』、『MIX』へ」いつか終わる青春を――「少年漫画家」の真髄 碇本学|心にいつも青春を 私的あだち充作品紹介
「落語は人間の業の肯定である」という言葉は落語家・立川談志の名言だが、その談志や三遊亭圓生、古今亭志ん生などの落語家が好きで、小学生の頃から落語ファンだった漫画家があだち充である。
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source : 週刊文春