「中から変えていこうとしても、潰されて、できることもできなかったかもしれない。ですから、外から改革していけたらと思ったんです。中からでなく外からやるのは、初めての試みじゃないでしょうか」
6月9日付で日本相撲協会を退職した元宮城野親方の白鵬翔(40)。同日の記者会見後、平成の大横綱は「週刊文春」に偽らざる心境を独白した。退職の真相、今後、あの親方との関係、政界進出、国籍、そして現上皇陛下から賜った手紙の行方――。
白鵬があらためて退職に至る経緯を述懐する。
「去年の4月1日から私の部屋が伊勢ヶ濱部屋預かりになりました。一緒に処分を受けた弟子がすごく可哀想でした。こうなってしまったことには責任を感じていますし、申し訳なく思っています」

昨年3月、元弟子が起こした暴力事件により白鵬は師匠の座を剥奪された。先輩親方による再教育の名目の下、宮城野部屋は伊勢ヶ濱部屋への転属が決まったが、必ずしも望んだ出直し先ではなかった。
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source : 週刊文春 2025年6月19日号
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