4月25日、神奈川県秦野市で行われた大相撲の春巡業。会場で笑顔を振りまく元横綱の白鵬こと宮城野親方(以下、白鵬)は充実感に満ちていた。事前に現地入りして巡業を取り仕切る先発親方を初めて1人で担当したのだ。秦野場所が満員御礼に終わると、知人にこう漏らしたという。
「巡業はこれが最後になるな……」
大相撲担当記者が語る。
「開催中の大相撲五月場所は大関・大の里の史上最速がかかった綱取り場所として注目されていますが、今場所後、もう一つの焦点となっているのが白鵬の去就です。表向き、本人は本心をおくびにも出していませんが、どこか吹っ切れた表情をしています」
「週刊文春」は4月17日号で白鵬が五月場所後に日本相撲協会と訣別する意向にあることを報じた。
「記事を見て詰めかけた報道陣に、白鵬が退職を否定したため、相撲協会は静観の姿勢です」(同前)

だが、今なお白鵬の退職の意志は揺るがない。白鵬の友人が明かす。
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source : 週刊文春 2025年5月22日号
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